symfony1.4でCSV出力がしたいとき、CakePHPのヘルパーをsymfony用に少し書き換えて使ったのでメモ。
CakePHPのヘルパはここで発見。
http://blog.asial.co.jp/721
(1) CSV Helper (PHP 5)のダウンロード
http://bakery.cakephp.org/articles/view/csv-helper-php5 からソースをコピーしてPROJECT/lib/helper/CsvHelper.phpとして保存。
lib/helper以下にあるヘルパは勝手に読み込まれる。べんりだなー。もしもhelperというディレクトリがなければ自分で作る。mkdir!
(2) Helperクラスのダウンロード
CSVHelperはそのままだと動かない。extendsしてるクラスがないから。
CakePHPをダウンロードしてきて、CAKEPHP/cake/libs/view/helper.php をCsvHelper.phpと同じディレクトリに保存。
また、26行目付近のApp::import(‘Core’, ‘Overloadable’); を削除。
それから、35行目付近のclass Helper exetnds…は、継承を削除して class Helper { だけにする。
要は、CsvHelperに必要な親クラスはincludeするけど、親クラスが継承しているOverloadableはいらないので削除、というかんじ。
ここまでで、lib/helperにはCsvHelper.phpとHelper.csvがあることになる。
(3) CsvHelperの修正
function render は、$this->outputをreturn しているけど、これを削除。
echo $outputとして、renderは出力をするメソッドにしてしまう。
(4) アクションにconfigを作る
通常だと、表示にlayoutが読み込まれるので余計なHTMLタグが入ってしまうので、CSVダウンロードの処理をするときだけはレイアウトを読み込まない設定にしたい。
apps/APPLICATION/module/MODULE/config に、view.ymlを作成。
configディレクトリがないときは作る。view.ymlでは以下のようにする。
[xml]downloadSuccess:
has_layout: false
http_metas:
cache-control: public
pragma: public[/xml]
has_layoutでレイアウトを読み込まない設定。true/falseでの設定のよう。
metaはたぶん、キャッシュコントロール的なかんじ。CsvHelperのほうでヘッダを出力するので、あんまり考えなくていいと思う。
(5) actions.class.phpにメソッドを追加
ここでは、executeDownloadなどにしておく。
[php]public function executeDownload(sfWebRequest $request)
{
$this->csv = new CsvHelper();
$this->headers = array(‘ユーザID’, ‘名前’, ‘性別’, ‘誕生日’, ‘作成日’, ‘更新日’);
$this->fields = array(‘id’, ‘name’, ‘gender’, ‘birthday’, ‘created_at’, ‘updated_at’);
$this->filename = ‘profile.csv’;
$this->profiles = Doctrine_Core::getTable(‘Profile’)->findAll();
}[/php]
headers でCSVに表示するヘッダを作成。
fieldsでは、利用するモデルの項目名(なんていうか、$profile->get(‘id’)とかで使う、idっていうこと)。
(6) downloadSuccess.phpの作成
templateに先ほどのメソッドのビューを作成。
[php]$csv->setFilename($filename);
foreach($headers as $h){
$header[] = $h;
}
$csv->addRow($header);
foreach($profiles as $profile){
$row = array();
foreach($fields as $f){
$row[] = $profile->get($f);
}
$csv->addRow($row);
}
$csv->render(true, ‘sjis-win’, ‘utf-8’);[/php]