私は私が一番楽ちんできる世界に住みたいので、そのための努力は厭いません。

というわけで、さくらのVPSで我が家専用サーバを作ることにしました。
※我が家専用サーバの利点:ブログとか在庫管理とかスケジューラとか自分・家族専用のサイトが作れる(作るのは私です)
gitのリモートリポジトリにもできる

VPSの契約

まず、さくらレンタルサーバでVPSの契約をしました。今後このサーバから利益があがることは考えられないので、一番安いプランにしました。稼がざるものプラン上げるべからず。

さくらから、IPアドレスとrootのパスワードが送られてきますので、大事にとっておきます。

ドメインの契約

ムームードメインがいいらしいと聞いたので、ムームーでドメインを取得しました。私、家では「ぴいこちゃん」というあだ名で呼ばれておりますので、「ぴいこは私です」という意味のドメインを取りました。
※契約しただけでは取得にならないです。人気のあるドメインをとった気のする人は、急いで取得してネ!

取得したら、ネームサーバの設定を変更します。ネームサーバはムームードメインのDNS(ムームーDNS)を選択します。それをさくらのサーバに当てることにします。

ムームードメインのカスタム設定を利用することとし、ペパボのサービス以外にドメインを割り当てます。

「peacois.me」というドメインを取得したので、サブドメインでblog.peacois.meを指定してもさくらサーバ、git.peacois.meを指定してもさくらサーバ、というようにするため、画像のように設定しました。

1〜3は、これからサブドメインで運用しようと思っているサイトです。4は、特に用途は思いついてないんですけど、サブドメインなしでもさくらサーバのIPと紐付けるようにしました。(これ必要なのかな?ワカラン)

サーバ設定

まず、SSHでサーバにログインします。

SSHの設定でポートを変えておいたほうが安心かもしれません。

# vim /etc/ssh/sshd_config
Port XXXXX ←22から任意の番号に変更します
PermitEmptyPasswords no
PasswordAuthentication yes

まだrootユーザしかいないので、一般ユーザを作りました。

# useradd ユーザ名
# passwd ユーザ名
# usermod -G wheel ユーザ名

sshdを再起動し、SSHの設定を有効にします。

# /etc/init.d/sshd restart

Apache、PHP、MySQL、必要そうなものをインストールします。

# yum -y --enablerepo=remi install httpd
# yum -y --enablerepo=remi install mysql-server memcached php ImageMagick.x86_64
# yum -y --enablerepo=remi install php-mbstring php-mysql php-pdo php-mcrypt php-soap php-xmlrpc
# yum -y --enablerepo=remi install php-pecl-apc php-pecl-imagick php-pecl-memcache

Apacheの設定を変更します。

# vim /etc/httpd/conf/httpd.conf
NameVirtualHost *:80 ←コメントアウトを外す

Apacheは、conf.d以下のconfファイルも読みに行ってくれるので、conf.d以下に、サブドメインメインを含むサイト名.conf という命名規則でファイルを作成します。例えば、今回blog.peacois.meというURLのサイトの設定をしたいので、blog.peacois.me.confというファイルを作りました。

#vim /etc/httpd/conf.d/blog.peacois.me.conf
<VirtualHost *:80>
ServerName blog.peacois.me
DocumentRoot /path/to/blog/
ErrorLog /var/log/httpd/blog_error.log
</VirtualHost>

これで、blog.peacois.meに80番できたアクセスは、DocumentRootを見に行きます。

Apache再起動

# service httpd restart

Apache、MySQLは自動起動にしておいたほうがいいですね。

# chkconfig apache on
# chkconfig mysqld on

さっき指定したVirtualHostのDocumentRootにindex.phpなどを置いて、ちゃんと見られたら大成功。

投稿者 peaco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です